2017年12月29日金曜日

MONGOL800のキヨサクさんことUkulele Gypsyの1stアルバム「Ukulele Gypsy」にスティールパンで参加しました。
アロハな雰囲気で温かい作品に仕上がった珠玉のアルバムです🤙
ライブ会場での販売とのことですので、是非ライブ会場でゲットしてみてください◎

2017年12月26日火曜日

今年も残りわずか。
前に群馬の大泉で買った「CIDADE do SAMBA」のDVD見ながら鍋を囲む。
色んなことがあったねと、今年一年を振り返りながらモグモグ食べる。

去年の今頃、WAIWAI STEEL BANDのバンマス・伊澤さんから「トリニダードへ行って演奏するなら、とことんやってフロントラインで演奏してこい。まだ日本人男性で立ったことのない場所を目指そうよ。」と励まされたことを思い出したり。

結果として、120人編成のスティールバンドのフロントラインで演奏できた。
尊敬するスティールパンプレーヤーのロバート・グリニッジのもとで演奏できただけで嬉しかったのに、「お前はフロントラインで演奏するんだ」と指示され、本場で認められたんだったと思ったらブルブル震えちゃったっけ。
その姿をWAIWAIメンバーみんなでネットの生中継を見て喜んでくれたことを知って、故郷に錦を飾った気持ちだった。
演奏したStarlift Steel Orchestraも10年ぶりの決勝進出、Starliftも自分自身もベストを尽くせたと思う。

変化あれども、これからも刺激ある場所に身を置きたいなぁって思う。
それはトリニダードに限らず、音楽が鳴り響く場所ならどこでも。
ロックンロールに備わってる衝撃と熱量。

ロバート・グリニッジはいつも言ってたよ。
エナジーを大切にしろと!

2017年12月20日水曜日

年の瀬、生命保険に加入。
仏教には苦を「生老病死」の四つに分類する、すなわち四苦。
そのうちの老・病・死を現代的な方法でカバー。
あとはたっぷり人生を謳歌して生きよう。
保険に関しての考え方を自分なりに見直した1日。

2017年12月15日金曜日

新幹線で大阪に向かう途中、眼が覚めるとあたり一面雪景色だった。
大阪に着いて楽屋で話をしてたところ、今日は2月並の気温との事。
どうりで寒いわけだ。

良いお年を…と、会う人会う人と話したりする。
いつもと同じような過ごし方してるつもりだけど、何だろう、この年末感。

2017年11月22日水曜日

帰ってきても、家族が旅行中なので部屋に引きこもって作業する一日。

進んでるのか、進んでないのか、正直わからないと思いながら机に向かっていたけど、どうやら進んでいたようだ。
やれる限りの準備をしよう。
明日も引き続き作業だ。

2017年11月21日火曜日

暑いと思って短パンを2枚、そしてビーチサンダルを用意して行った沖縄だったが、寒かったので出番がなかった。
今年は頻繁に足を運んだ沖縄だったが久々の国頭村、一年ぶりに訪れた。
新しい建物が建っていたり、以前ライブでお世話になったお店が閉店していたり。

日本各地で寒くなってるとのこと。
家に帰ると、壊れていたガス給湯器が直っていた。
シャワーを浴びる、あたたかい。

明々後日からまた出かけてしまうので、明日・明後日のうちに家でできる作業をしっかりと終わらせよう。
今日はfeistの来日公演だったけど、リラックスしたかったから麻生珈琲まで出かける。
ミントココアを注文、あたたかい。
リフレッシュできた、今夜はゆっくりと休んで明日に備えよう。
おやすみなさい。

2017年11月18日土曜日

早起きしたのでホテルで自転車を借り北谷の海岸まで走らせた。
海を眺めては昨日出会った人達の話を思い出したり。

そうこうしてると1人の女性に声かけられる。
少しばかりお時間頂いてもいいですか?あなたの幸せを願わせてくださいと。
時間はあるので、是非とお願いする。
そっと目を閉じてくださいと言われたので、そっと目を閉じる。
波と風の音が心地よく響いている。
昨日の雨はどこに行ったんだろう?
2分ほど経ち、お祈りが終わりましたと言われ、目をそっと開ける。

こちらの女性、どうも京都から来たようだ。
先日から沖縄に来て、今さっき行われた様なお祈りをして歩いてるとのこと。
「沖縄の方の幸せを願わせて頂きました」と言う。
申し訳ない声で「千葉から来ました」と返事した時の、あの表情。

今日は晴れた。
良い一日になりますように。
もう少し海を眺めよう。

2017年11月17日金曜日

久々の休暇を箱根で過ごす。

紅葉している山々、シャンパンを飲みながら囲む焚火、ゆったりと過ごす夕食、誰もいない大きなお風呂、深い眠りを誘うベッド。

贅沢、そしてご褒美を感じる時間になった。
久々に鼻歌が出てきた、気持ちが穏やかな証拠だ。
慌しい日々にひと休み、こうやって特別な時間を過ごすことができると、今までの慌しい日々を肯定できるんだなって思った。
しっかりと休みを取ることが大事なんだと知れた1泊2日の箱根旅行。

2017年11月13日月曜日

京都駅のホームを眺めていると、おばあちゃんが遠く向かって手を振ってる。
どこに手を振ってるのかな?と眺めてると、手を振る先に子供夫妻だろうか、そして一緒にいるのは孫達であろう。
するとすぐに近づき、お互いの再会を喜びあってる。
「大きくなったね」と言ってるんだろう、おばあちゃんは孫達の頭を撫でる。

「幸せとはささやかなるが極上」と我が心の師・小沢昭一の言葉を思い出したり。

2017年11月11日土曜日

今年は長いところ夏が続いていたように思う。
1月にトリニダードに行ったのがきっと夏モードにさせちゃったんだろう。

家の近所にある運動公園も落ち葉がいっぱい。
温かい食べ物も美味しい。
布団は羽毛布団、暖かい。
お湯割は季節関係なく楽しめる年頃になってきたとはいえ、身体がポカポカ。

今は大阪へ向かってる。
富士の高嶺に雪は積もってる。
冬はすぐそこまで。

2017年11月6日月曜日

長い旅もそろそろ終わろうとしている。

旅の途中で大村湾近くのホテルに宿泊した。
連日の疲れはゆっくりと睡眠を取って解消したのはもちろん、1人で散歩ができたのも気分転換になった。
大村湾を眺めていると穏やかな気持ちになる。

朝日が水面にキラキラと光って眩しくて眠れない…ということを思い出した、大村湾沿いに住む友人の家での出来事だ。
友人のお父さんが作った露天風呂も最高だった。
温かい友人家族に何度かお世話になった思い出がふっと蘇る。
電話しよう、近況報告なんかしたりして。

久々に頭を空っぽにする時間を過ごせた。
こういう時に吸うタバコは美味しい。

2017年10月14日土曜日

毎年、肌寒くなると鍋開きをする。
鍋は身体も心も温まる。

同じように肌寒くなると、ジョニ・ミッチェル開きをするのが毎年恒例になっている。
夏は一切聞かない、秋から春にかけて再生回数が増えるのがジョニ"マイ"ミッチェル。

新千歳空港から札幌に向かう鉄道は紅葉真っ只中。
色弱だけど、真っ赤に染まる山々を眺めて「もう冬が始まるな」って思ったので、今日はジョニ・ミッチェル開きしました。
出先で音楽を選べる時代に感謝感謝だ。

2017年10月2日月曜日

新しい出来事が待ってる10月、今月は旅の連続だ。
だからこそ、寝よう。

2017年9月28日木曜日

引っ越し完了、市川を出る。
何年振りかに松戸へ帰る。
久々に大門通りを通ってから新居へと急ぐ。

この間に色んなことが変わった。
以前週に一度働いていた大門通りのボナールも先日、取り壊されてしまった。
更地になったら車1台しか止められない駐車場に変わってしまった。
遺骨を拾う時のように「小さくなっちゃったね」と声をかけたくなる。

ボナールでは週に一度店番をした、3年ほど続いた。
「ここで稼ぐ金額以上に音楽で稼ぎます」と言ってボナールを離れ、辞めて3ヶ月もしないクリスマスイブにマスターの佐藤さんは亡くなった。
埃とネズミが住みつく、頼りない電球の灯り、急に鳴り出す黒電話…変わり果てた姿を眺めていると、全部がマボロシだったんだとさえ思う。

時間とは儚いものだ。

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寝静まった街 
誰かが呼んでる声がする
踏切を越えた小さな店
ドアの隙間から漏れる音

友達とも違う 
家族ともまた違う
話があれば盛り上がり
話がなければ黙って飲む

壁に掛かった小さな絵
それなりの物らしい
積った埃は歴史であり
多めに注がれるコップ酒

いつまでも続くような 
だけど朝はやって来る
みんな酔っ払ってしまったよ
ドアの隙間から射す朝日

陽が落ちて 重いドアあけて
陽が昇ったら また今夜

踏切の音は聞こえる
今も踏切の音は変わらない
いつか忘れてしまうのかな
ひどく酔った時のお代みたく

2017年9月24日日曜日

仮眠を取りに、スーパー銭湯に。
1時間待てば朝風呂コースになりますよ…とフロントで教えてもらう。
待合室で待機、本棚にあった「BOYS BE」を読む。
あんなに熱心に見ていた中学生時代、ひとつも物語を覚えていない。
かえって久々にキュンとなる。
当時のキュンとした気持ちを敢えて覚えなくていい、常にキュンは更新するものと認識。
ただ、キュンとすることを思い出す努力も必要である、むしろ。
朝5時、朝風呂コースで入館。

朝焼けを見ながらの露天風呂。
お湯に浸かり、疲れが出汁のように溶けて出ていく。
このスーパー銭湯、季節外れの鯉のぼりが10匹以上かかったままだ。
無風のお陰か、煮干しのように見える。

2017年9月20日水曜日

高松から市川へ帰ってくる。
遠征前日に買っておいたビールが冷蔵庫に冷えて待ち構えている。
注文しておいた本も届いているようだ。
ビールは飲む時間はあるけど、本を読む時間まで思うようには取れない。
いつ読もうか…と思いながら、読んでみたい本を注文する日々。
穏やかな人達に会うと、余裕のない忙しなさが浮かび上がる。

去年引っ越してきた今の家、もうそろそろ引越だ。
引っ越してきた時の荷物が解かれないまま新居へ行く事になる。
この部屋で残された時間に何ができるのだろう。
きっと頼んだ本は新たな生活を送る中で読むんだと思う。

寝る時は元気に生き抜けた一日に感謝し、朝起きたら希望ある一日になりますように願うだけ。
そうだ、今夜は寝よう、ただいま0時半。

2017年9月15日金曜日

【映画「スティールパンの惑星」について】
9月23日(土)~10月6日(金)にアップリンク渋谷にてスティールパンを題材にしたドキュメンタリー・ドラマ映画「スティールパンの惑星」が公開されます。
▼オフィシャルサイト
▼予告編

さてさて。
2週間の上映期間中、ライブ&トークショーが本編後に行われます。
お声掛け頂きまして9月25日(月)は私、出演することになりました。

今年は初めて本場トリニダード&トバゴに行き「PANORAMA」というスティールパンの大会で演奏したり、WAIWAI STEEL BANDが来年で結成10周年ということ、他にもエトセトラエトセトラ…と、この2017年という年はスティールパンという楽器や音楽、そしてこれからのことを考えるきっかけになった1年。

滅多にこういう機会はない、最初で最後かもしれない。
あんなに元気だったのにね、こういうのに限って長生きをする。
…高田渡さんのMCではないけど、折角与えられた機会なので、限られた時間の中で25日はトーク&ミニライブをします。
もちろん25日に限らず、ぜひ上映期間中にご都合が合いましたらお越し下さいね。
みんなでディスカバリー・スティールバンドミュージック!
▼Lord Kitchener “Steel Band Music”

~追伸~
前売りチケット、預かってます。
200円ほど安くなりますので、当映画に興味のある方はライブ会場などでお会いした時にでも気軽に声を掛けて下さいね。

~追伸の追伸~
上映時間は9月19日(火)の夕方頃に発表とのこと。
オフィシャルサイトをチェキラー。

~写真~
一枚目: 映画「スティールパンの惑星」のフライヤー
二枚目: 向かって左からWAIWAIの伊澤さん、selectorHEMOさん、音響技師の渡辺洋一さんと代々木公園にて。


2017年9月8日金曜日

虫の鳴き声が変わりましたね…とレッスンを受けにきている生徒さんが話題を出した。
まだ9月初旬だと言うのに、たしかに蝉の声が聞こえない。
と思ったけど、今日の朝、塀の上にノラ猫がいたのを思い出した。
身を低くして何かを狙っているようだ。
「あっ」と声を出す間もなく塀から地面へ飛びこみ、猫は蝉を捕まえる。
とても気持ちよく捕まえたので、横から拍手を送ると猫も満足げな顔。
満たされた心には隙がつきもの、ふところにいた蝉は逃げて行ってしまった。
バツの悪そうな顔をして、ノラ猫はトボトボと歩き去って行った。

そうだよ、満足してはいけない、気を張ろう。
話の辻褄が合わないけど「攻撃こそが最大の防御だ」と、こないだツアー先で車を運転してくれた地元のおじいちゃんの言葉を思い出す。

2017年9月5日火曜日

涼しい季節になった。
夜寝るのも気持ちいい、朝起きるのも二度寝が気持ちよい。
寝るのが好きだ。

電車で寝るのが好きだ。
待ち時間に寝るのが好きだ。
ドライブの休憩に寝るのが好きだ。
椅子の背もたれを倒して寝るのが好きだ。
昼寝などは15分くらいがちょうどいい。
昼寝は一日を二分割できるような気がする。

2017年8月12日土曜日

今日も家に帰って、先日頂いた焼酎を一杯だけ飲む。
連日立て込んでいる仕事も、今週末でひとまず落ち着く。
数日間予定を空けているので、そこでどれだけ準備だったり、個人的な事だったりを進められるかが一番の課題。

お盆に入り、家族の祖先達はいったいどんな人達だったのだろうと想いに更ける。
20代も前まで遡れば200万人以上の祖先がいたと思うと、今まで出会った人達よりも遥かに多い遺伝子が自分に入っていることにビックリ。
だからこそか、出会った人達くらいは、明るく仲良く元気良く過ごせますようにっと願うし、なれるように励みたいものだ。
マーク・トウェインから言わせてもらうと、そんな気持ちすら自己満足。
そんな自己満足、それでもいい気がする。
一人の人に与えられている時間は限られている。
やれるだけのことはやってみよう。

2017年7月26日水曜日

部屋にある壁掛け時計の日付は24日、随分長いとこ調整してなかったようだ。
誕生日は7月24日、2日経ってしまってる。
この1年は目まぐるしく変わった年になった。
こうやって元気に毎日過ごせる事、とてもありがたい。

2017年7月7日金曜日

7月に入った…と思うもの、あっという間に中旬間近。
昨夜は久々に映画を見た。
エミール・クストリッツア監督の「アンダーグラウンド」
ノースモーキング・オーケストラから知ったエミール監督。

相変わらずラジオが流れる生活。
音楽も興味あるものを色々と聞いている。
人と会って話すと良いヒントを貰える。
いつまでもアンテナは張っていたい。

日付変わって、そんな今日は七夕だ。

2017年6月30日金曜日

あっという間に6月も終わりだ。
今月はどんなことがあったんだろう。
朝が来るとありがたいし、夜は希望と共に眠りたい。
いつもそんな気持ちで毎日を過ごしたい。

2017年6月5日月曜日

夕方車を走らせてヘッドライトを点けると、夜が始まる気がする。
まだ明るいけど、もう夜の始まり。

空は真っ青だ。
昨日から天気がよく、随分と肌が焼けてしまった。
みんなして顔が真っ黒だ。

いい大人達が平日の昼間からアイスクリームを食べながら歩いてる。
端から見たらどんな光景なんだろう。

山に浮かぶ雲が大きな影になってる。
とても綺麗だった。

今日も1日お疲れ様。
明日はもうすぐ始まるよ。

2017年5月31日水曜日

20代前半にお世話になってた職場がある。
仕事を辞める日に直属の上司が近所のトンカツ屋へ連れて行ってくれてことがある。
好きなものを食えと、だからトンカツを頼む訳でして。
注文が届くまでの間、しばし無言な時間を過ごし「渡辺、あのな」と。
「いいか、遊ぶなら本気で遊べ」

時々、その言葉を思い出す。
自分にとって一番の励ましの言葉だ。

2017年5月30日火曜日

電車内はクーラーが効いてる。
もう夏なんだな、みんな半袖だ。
5月もそろそろ終わる。
まだ終わらせんとばかり、電車が急停車。

そろそろ家の扇風機を出そう。
布団もそろそろ夏用に変えよう。
ニット類も洗濯しなければ。
あと、他にもやることあるよな。
ある気がする。

2017年5月28日日曜日

梅雨に入る前にしなきゃと思い、シュラフをやっと洗う。
トリニダードで使うと思い新調したシュラフ、有り難いことに一度も使うこと無くことを終えたのだが、段ボールで送った荷物が謎の液体でビショビショになって日本に帰ってきた。
あれから二ヶ月近く、やっと重い腰を上げた。

コインランドリーで乾燥機を回す、窓から見える青空が綺麗だった。
毎日がスピーディーで、毎日が夏休み最終日まで溜め込んだ宿題のように、その場その場を凌いでいる。
そんな風に毎日が過ぎて行っていいのか…とも思うけど、それでいいんだと思う。

久々に用も無くフラフラと自転車を乗ったり。
買っておいたBreadのレコードにやっと針を落としたり。
衣替えをしたり、掃除をしたり。
手羽元が安かったから、煮物にしておいたり。
こういう気持ちよい季節もあと少しで終わってしまう。
梅雨は嫌いだ、そうだ今年は色んなTシャツを買おう。
時間はちゃんと過ぎていく。

2017年5月8日月曜日

ゴールデンアワーを終えて。

今年のゴールデンアワーも無事に終わりました!
ご来場頂いたみなさん、TFMホールのみなさん、バンドスタッフのみなさん、ありがとうございました!
バンド編成も来場者もマシマシ増量、WAIWAI STEEL BANDらしくワイワイしてました◎

光をテーマにしたアルバム「Lamp」発売から1年近く経とうとしてます。
この1年の間にツアーやライブで100日近くWAIWAIと共に過ごしました。
それに加えてトリニダードに行ってたんだなぁ…とか思ったりすると、スティールパン人生を歩んでるんだなぁって思い返したり。

トリニダードの話になるけど、Starliftというバンドで演奏した時にアレンジャーのロバート・グリニッジという尊敬しているスティールパンプレーヤーが「音楽はエナジーだ」としきりに言っていた。
改めて今年のゴールデンアワーの音源を聞きかえしながら、WAIWAIはエナジーなバンドだと感じたり。
小編成の時も、大編成になっても、メンバー個々のエナジーが溢れている。
エナジーは生活からやってくるからこそ、生活を大切にするし、自分達の音楽を大切にできる。

来年でWAIWAI STEEL BANDは10周年。
結成から1年遅れての参加ではあるけど、この間に色んな出会いがありました。
まだまだ誰かと出会えそうな予感がします。
これからもこつこつWAIWAIの活動を続けて行きますので、温かく見守って頂けたら嬉しいです◎
これからも宜しくです!

2017年4月3日月曜日

TT日記 (帰国、それから)

トリニダードから帰国して3週間が過ぎた。
ジャイ庵さんと一緒にトリニダードから荷物を発送、その荷物も日本に届き、昨日ジャイ庵さんが住む大阪へと発送手続きを終わらせた。
そして、今日無事に届いたと連絡がきた。
実際は荷物は無事ではなかった。
トリニダードから日本に来る途中、発送した段ボールに謎の液体が掛かってしまったようで、びっしょり濡れた状態で我が家に届いた。
購入したクアトロ、レコード、書籍や衣服…全てがグッショリ。
帰国して時差ボケが治ってきたところでの出来事。
郵便局と手続きが続いたりする日々、そしてやっと一段落したのでジャイさんへ発送。
「まだまだ旅は終わっていないぞ」と言わんばかり。

 * * * * * * * * * * 

有り難いことに、帰国後すぐにライブやレコーディングをする時間を用意して頂いた。
練習の心得も、音楽の聞き方も一段と深まったように感じられる。
いつもの日常に戻ったような気がするけど、どこか今までと違うような気もする。
ただ今思うことは、とことんやってみるのはいいことだ。
トリニダード、そしてStarliftでの出来事や出会いを励みにこれからも頑張って行こう。
突き詰めよう、まだまだできることはいっぱい。
突き詰めて見える世界がある、経験から得たのだ、信じていい。
続けると本質に気付いたり、新たな出会いが必ず待っている、それも信じていい。
ただ次も同じことはあるわけない、だからこそ今やれることを続けるしかない。
これからも音楽をしよう…そう思える旅だった。

2017年3月10日金曜日

TT日記 3/8,9 (48,49日目)

浦さん、ミズキさんとお別れして、チェックインを済ませる。
スティールパンを預ける、心配だ。

出国審査を済ませ、搭乗ゲート前のソファーでくつろぐ。
後ろにいた女性が急に携帯を差し出す、あなたを撮ったわよと。
ジュベの時に同じチームの方だった。
カーニバルの話からの雑談、同じニューアーク空港行きの飛行機に乗り込む。
トリニダードを離れる前に、トリニダードの思い出がひとつ増える。
Toni、声かけてくれてありがとう。

搭乗する際に歩きながら、やっと家に帰れますね…とジャイさんに言うと、当分帰れないと。
そうだよね、帰国後そのまま東北方面へツアーだもの。
今はしっかり飛行機で休んでください。

ということで、ピアルコ空港を離陸する前から寝て、ニューアーク空港で起きる。
ニューアーク空港では5時間ほど待ち時間あり。
WiFiは30分のみしか使えない、搭乗ギリギリまで待とう。トラブルがあった時の為に使おう。

全てが時間通りに進んでて、ニューアーク空港から成田空港への便も順調に出発。
時計を日本時間に合わせる。
睡眠も日本時間に合わせて取る。

帰ったら何をしようか。
みんな元気かな、練習したいな。
もう一眠りしよう。
Ralph MacDonaldを聞きながら。

出会うと、必ずさよならが訪れる。
そんな時にどんな歌で別れを惜しもうか。
大貫妙子の歌が沁みる。

13時間のフライトを終えて、無事に成田へ。
ジャイさんと預け荷物を受け取る。
出口を出ると弟が迎えに来てる、ただいま。

旅の終わりは名残惜しい。
何度もジャイさんと握手を交わす、また会おう、日本でも一緒に演奏しよう…と。
同じ釜の飯を食べ、生活を共にし、語り合った仲だ。
弟に写真を撮ってもらう。
また会おう!

今日の一言:旅は終わった

2017年3月9日木曜日

TT日記 3/7 (47日目)

朝9時起床、荷物整理をしたので部屋はさっぱりとしている。
雨も降ったり止んだり、ジャイさんはそんな中プールに行った。
浦さん宅から見えるディエゴマーティンの景色はとても良い。
改めて良い環境の中でトリニダードを過ごしたんだと思う。

昼は大好きなハンバーガー屋「ヤミータミー」で購入、ポテトが売り切れとのことでKFCでポテトのみ購入。
ナナちゃんと合流し、サバンナへ。

パノラマファイナルが終わり、カーニバルも終わった。
滞在中はサバンナに来る機会が多々あり、ここにくると思うことも多々あったり。
トリニダードには次いつ来れるのだろう…そんなことを考えながら、サバンナの芝生の上でやってるクリケットの練習風景を眺めたり。

夕方はダウンタウン、相変わらず街は渋滞だ。
いつものようにdespersのパンヤードに車を止めて、街中を歩き回る。
用事が済み、ナナちゃんを家まで送り届ける。
無事にお互い帰って、また会おう!

ディエゴマーティンへの帰り道、この景色も見納めだなぁって思ったり。
夕暮れ時はキレイだ、ベランダから見える街の景色が好きだ。
スーツケース、バックパック、スティールパン、グイレレの準備は完了。
お世話になった606号室に別れを告げ、夜からはカリヤさんご家族宅へ。

カリヤさん宅でお別れパーティーを開いてもらう。
美味しい料理、ごちそうさまでした!
ユウコさんとミズキさんのトークを聞いてると、スナックに入店したかのような雰囲気。
楽しい時間はあっという間、トリニダード滞在中には色んな場面でお世話になったご家族だ。
またすぐにお会いしましょう!次は福岡で!

浦さん、ミズキさんに空港まで送っていただく。
何度も通ったハイウェイ、渋滞もなくスイスイと。
別れの時はすぐにくる。
本当にお世話になりました。
浦さん、楽しかったよ!

そして飛行機に乗ってピアルコ空港からニューアーク空港へ目指します!
ジャイ庵さん、帰ろう!

今日の一言:やれることは全てやりきった

2017年3月7日火曜日

TT日記 3/6 (46日目)

荷物整理、帰国の準備を少しずつ始める。
そしてクアトロの梱包もしたり。
この旅で買った物、買った物以上に受けた記憶をちゃんと持ち帰ろう。
そして今日のうちに色々と済ませよう。

朝から銀行行ったり、ジェラードの家に行ったり。
ロングサーキュラーで買い物したり。

そしてお昼はDespersメンバーのシャニスちゃんの誕生日会。
ジャイさん、お花を買うという男気。
自分は筆ペン、ナナちゃんは日本と書いた扇子。
ピザハットでお誕生日会、トリニ女子の会話は速いこと速いこと。。。
おめでとう、シャニスちゃん!

午後はTTポスト、いわゆる郵便局へ。
面倒な手続きはあるもの、無事に日本にたどり着けばノープロブレム。
江戸川でクワトロ練習しよう、そうしよう!

夜は男3人で久々に晩御飯を囲む。
ここにきた当初を思い出す。
これから50日近く、どうなるんだろうって思った生活も残すところ明日まで。
余った食材でジャイさんがカレーを作る。
工夫して出来上がる料理がおいしければおいしいほど、作る方も食べる方も幸せだ。
グッドシェフ、今宵もありがとう!

そしてこんな風に日記を書くのもそろそろおしまいです。
明日はきっとドタバタ、日付が変わった頃には飛行機です。
ジャイさんも浦さんも寝静まり、今日も終わろうとしています。
なんでトリニダードに来ようと思ったのか、やりたいことはやりきれたか…そんなことを思い返してたり。
残金も残り僅か、本当に順調にやって来れたと思う。
残りの時間も気を引き締めて、過ごしていこうとおもう。
本当いっぱい色んなことがあった。

今日の一言:しみじみ

TT日記 3/5 (45日目)

カーニバルも終わって気付いたことは、カーニバル以前よりも以降の方がアクティブだということ。
そりゃそうだ、アクティブは疲れる。
だけど、あと数日、やれるだけのことはやってみよう、安全に。

今日で同居しているアサミちゃん、コハマちゃんの二人は一足先に帰国。
早朝浦さんとジャイさんと空港まで送りに行く。
通い慣れたディエゴマーティンからのハイウェイに抜ける道、あっという間に過ぎてしまった時間を思い返しながらあっという間にピアルコ空港へ。
それも速く着くはず、日曜日だもの。

女子二人とはStarliftでも一緒に演奏していた、色んな時間を過ごしてきた。
本当おつかれさま!また帰ったら会おう!
空港名物のダブルスで乾杯だ!


送り届けた後は、山の上にある教会でヨーグルトを食べる。
ここの名物とのこと、パイン味おいしい、景色も良い!

昼からジャイさん、浦さん、ナナちゃんの四人でラスクエバンス・ビーチへ。
この旅4度目のビーチ、すっかりカリブ海を満喫しております。

夜は音響エンジニアの渡辺さん、カツさん宅へ。
ジャイさんとナナちゃんと行くと、二人が勤めるトリニダード・トバゴ大学の生徒さん達もいて賑わっている。
お酒を飲みながら会話をし、そして先日のパノラマファイナルのミックスの講義をするという貴重な時間に居合わせることができた。
録音やパノラマ、そして音楽について聞いてみたかった話を伺えた。
生徒さん達もとても嬉しそうにミックスを行っている。
コントロールルームで聴くStarliftの音源はたまらなかった。
音楽やってて良かった、ヨウさん、カツさん、ありがとうございました!

今日の一言:あと何回ダブルスが食べれるのだろう。

TT日記 3/4 (44日目)

朝9時、近所のショッピングモールでトルココーヒーを飲む。
そうそう、浦さんと初めて外食に行ったのもこのトルココーヒー屋さんだった。
トリニダード在住の日本人の方達とのモーニング。
帰り際、スーパーマーケットで買い物をしたり。

午後はDespersのボートライド、船上パーティー。
2時集合、3時出発とのこと。
そんな時間に集まって出発するはずが無い!と思いながらも2時に到着。
その上、人は少ない。
3時頃に大体人が集まり、4時に出発。
小さな船なのにこんな大人数が乗って大丈夫なのかと最初は心配もあったり。
酒に酔い、船に酔い、楽しかったという記憶だけ。
あっ、Starliftメンバーもいて、再会できたのは嬉しい話。
ちなみにDespersのTシャツで乗り込むくらい、Despersが好き。

今日の一言:言うのとやるのはちょいと違う

TT日記 3/3 (43日目)

日記をためこむと、何をしていたのかすっかり忘れてしまう。
そんな時は写真を見返す。
写真を見ても思い返せない午前もある、多分寝てたんだと思う。

午後はダウンタウンへ。
先日のパノラマファイナルのDVDが出ているので購入しに行くことに。
CDショップにParangのCDの在庫を出してもらい、それも購入。

そのあと、Parangを演奏する上で必要となる木製の打楽器を買いに行く。
しかしこの木製打楽器、店員さんに聞いたけど「palituo」という名前みたい。
だけど全然情報が出てこない。
実は今日3月6日、この日記を書いていますが、この間にこの木製打楽器の正式名称を色んな人に聞いたけど誰もわからないとのこと。
現地のパーカッショニストに聞いても「楽器は知ってるけど名前は知らない」と誰もが言うが、誰もが認知しているという謎多き楽器。
あとで購入した楽器店にメールで問い合わせよう、メモ。

その後、ジャイさんがSOCAのMIX CDを買うとのことで、街中を歩き回る。
街中いたるところに小さなサウンドシステムを備えたMIX CDの路面店がある。
2017年のカーニバルで聞けたSOCAが入ってるものを、色々と聞き比べる。

夜はStarliftのパンヤードへ。
誰もいないパンヤード、そこにはキャプテンのフランクールと管理人のおじさん。
もうすぐ帰国する日本人の我々にギャラの支払いをしにきてくれた。
一人で何もわからないまま初めてパンヤードに行った時、フランクールは親切にしてくれた。
Starliftで頑張れたことも、最終的にフロントラインという場所で演奏できたのも、温かく見守ってくれた彼の存在は大きい。
いつも自分が演奏している姿を喜んでくれた、とても嬉しかった。
フランクール、ありがとう。

その後Starliftメンバーのサイード&ヤナ兄妹のご自宅へ、ディナーに招いて頂く。
パンヤードで始めて会った時、日本に興味があるということから話し始めた。
話をしていると、日本人のパンプレーヤーの友達も多く、スムーズに良い関係になっていった。
サイードは兄でテナーパン、ヤナは妹でダブルセカンド。
サイードはテナーなので練習も頻繁に一緒にやってきた仲だ。
お父さんもお母さんも、ありがとう
料理はもちろん、あの時の全てが宝物になりました。
ここでの出来事は、お土産話として持ち帰ります。
忘れられない一日。

今日の一言:音楽してて良かった

TT日記 3/2 (42日目)

午前中はGail Pantinさんというトリニダードの作家さんの個展へ行く。
スティールバンドを題材にした絵画が多く、Gailさん自身が一緒に回って説明してくれた。
作品の中には知った顔もあり、作品から通じて知ることができる表情に出会う。
日本でも時々展示を行っているとのこと、またどこかで会えそうな気がする。

先日購入したクアトロを日本へ送るための段ボールを購入しに車を走らせる。
トリニダードにもパッケージ屋さんがある、置いてある商品は屋台で使うであろうお皿やプラカップを始め、トリニダードらしくこんな段ボールも売ってました。

無事に段ボールも購入、ちょっと遠出してるので折角なので…ということでアポを取り、このまま車を走らせることに。
La Horquettaという土地にはLennyさんというスティールパン製作者が住んでいる。
急な訪問にも喜んで迎え入れて頂けた。
Lennyさんの楽器を自分は日本でも使っている。
WAIWAIのシングルバンドで使ってるシングルギターパンという楽器はLennyさんが作ったスティールパンだ。
使っている話をすると喜んでくれた。
テナーパンを用意してくれて、試奏させて頂く。
チューニングの甘い部分はその場でチューニングしてくれたり。
ずっと弾いていられる、みんなも心地よく演奏を楽しんでくれてる。
奥様が作ってくれたソレル(トリニダードのジュース)をごちそう頂いたり。
近所の6歳の女の子が遊びにきて、生まれて始めてパンを弾くところに遭遇したり。
Lenny夫妻と過ごす時間は温かく、今夜の予定すら忘れさせてくれる…

…今夜の予定を忘れてはいけない、帰ろう帰ろう。
Lennyさん、また会いましょう、そしてシングルギター頑張ります!

夜はお世話になってる浦さんとご飯にでかける。
Starliftでの練習からファイナル、カーニバルまで本当にすれ違いの生活でしたが、やっと皆でご飯を食べれる時間を設けられた。
いつも浦さん、ありがとう!

今日の一言:会いたい人には会おう

TT日記 3/1 (41日目)

朝早く目覚める。
カーニバルが終わった。
そんな日に早起きしてしまう、どうもカーニバルで鳴り響いていた大音量に今でも興奮しているようだ。
外は鳥のさえずり、この国の鳥のさえずりは日本では聞けない。
みんなが合唱しているように、綺麗なハーモニーだ。
この国は音楽が止まらないようだ。

いつもなら車の音が聞こえるが、今日は国民の休日、とても静かだ。
鳥のさえずりを録音するには最適。
レコーダーをセット、のんびりとヘッドホンのモニター越しにディエゴマーティンの音を楽しむ。

もう一度ベッドに戻るもの、寝つきが悪い。
静かな朝だけど、耳栓をして気持ちを静めてもう一眠り。

昼過ぎに起きるとジャイさんがご飯を作ってくれてた。
カオマンガイ、グッドシェフありがとう!
クアトロの練習をしたり。

夕方にdesperadoesパンヤードへ。
4日に行われるdespers主催のボートライドのチケットを買いに行く。
ライミングしてゆったりと過ごす。


夜ご飯はトリニダード在住の日本人にお招きしていただく。
みんなで円卓に座り、食事を囲む。
和やかな時間。
SocaシンガーのKESがタイミングよく来店、一緒に写真を撮ったり。

今日の一言:ビックリするくらい静かな朝

2017年3月4日土曜日

TT日記 2/28 (40日目)

朝7時起床、ジャイさんをダウンタウン近くまで送り届ける。
今日はStarliftのフロートは出ないので、ゆっくり休む。
二度寝、12時に起きて昼飯を作る。
グダグダ過ごしながら、3時過ぎに出かける。
街中はカーニバルチューズデー、盛り上がってる。
今日はカーニバル見物。
ということで、写真を。

今日の一言:カーニバル終了

TT日記 2/27 (39日目)

2時半、アラームが鳴る。
これから睡眠不足とともに長い一日が始まる。
準備して街へ出かける、夜は明けていない。

「カーニバルマンデー」
トリニダードのカーニバルはジュベから始まる。
カーニバルマンデーは夜が明ける前から街を行進し、大きなスピーカーやスティールバンドを乗せたトラックが音楽を流し、ジュベに参加する人達は泥や絵の具、カラーパウダーや蛍光塗料を塗り合いって練り歩く。
長い間行われてきたカリブ海のカーニバルのスタイルのひとつ。
奴隷としてやってきた人達の自由があるひとときだ。
付着した汚れを落とし、昼からは身を綺麗にしてカーニバルが始まる…といったのがカーニバルマンデーの流れだ。

ということで、今年はStarliftがジュベのカーニバルで演奏はしないと言うことで、街を練り歩こうということに決めた。
折角なので、ジュベのチームに参加しようと思い、日本でもお世話になってるselector HEMOさんが参加するチームに混ざることに。
連日のバンド練習があってなかなかHEMOさんにお会いできなかったので、丁度いいタイミング!
浦さん、そして浦さんの仕事仲間であるカリヤさん、ミズキさんも参加、今日はとことん遊ぼう!

ハイウェーの渋滞をくぐり抜け集合場所に到着、朝の3時半過ぎだ。
4時からジュベがスタート、サウンドシステムを積んだトラックが大音量で流れ始める。
まだ夜は明けていない、胃まで揺るがす低音は心臓の鼓動みたいだ。
ドロドロになることがわかるので、携帯は現地のもののみなので写真はなし。
思い切って楽しもう、塗りたくっていこう。

蛍光塗料を塗ったり塗られたりしている間に、祭りにおける解放感がでてくる。
文化は違うけど「ハレとケ」だなと思ったり。
習慣は変化していくけど、人間の本質はいつだって現実の中で生きて、非現実を求めるものなんだと。
朝焼けが本当綺麗だった。

ということを考えるのも終えた後だからこそでして、ジュベ中は塗って、踊って、お酒を飲み続けるの繰り返し。
朝10時に解散、シャワーを借りにミズキさん宅へ。
11時にStarliftパンヤードに集合だ。
今度はStarliftのトラックで街を練り歩いて演奏をする、夜まで。
シャワーを浴びて、5分ほど寝かせて欲しい…と言ってちょっと寝る。

ちょっとのつもりが、昼3時近くまで寝てしまう失態。
睡眠不足もあったおかげで、泥のように眠る。
すぐに街にでてStarliftを追いかけることに。
アサミちゃんに連絡すると、遠くにいるようだ。
のんびりカーニバル見物しながら自分の行く方へ進もう。

本やインターネット、そして色んな人から聞いた話が、色々とリンクしていくのが面白い。
本物のマスを見たり、サウンドシステムの音圧に揺られたり、ビールを飲んだりする時間を体験している。
カーニバルは異様だ、楽しくもあり怖くもある。

Starliftに着いたのは5時位、寄り道を楽しみすぎた。
メンバーも良く着たと温かく受け入れて頂く(すみません)
フロート(トラック荷台)に乗り込み、ローランドから「このテナーパン使ってなー」と。
All Starsパンヤード裏の川沿いの道を進む。
途中、雨も降ったり、そうだジェリーとも一緒に弾けた。

パノラマの会場であるサバンナ、ここはカーニバルの大きな審査場でもある。
ここでもう一度「Good Morning」を演奏、これでStarliftと共に演奏するのは最後だなぁって思いながら、とことん楽しんだ。
隣で弾いてるダブルテナーのカイはセミファイナルの時はフロントラックでとなりだった。
お互い、ファイナルはフロントラインだったね、やれることやったねって話しながら笑った。

サバンナ後はそのままパンヤードへ帰る。
パンヤードへの帰り道に色んなことがあった。
それがとてもいい時間だった。
これはお土産話にしよう。

11時頃に家に帰る。
昼間に寝てしまったこと、そして一日の興奮は収まらない。
みんなは寝静まってしまったけど結局2時過ぎまで起きる。
ディエゴマーティンから見える街はとても美しい。
残り僅かな時間を過ごす。

今日の一言:モノよりキオク

2017年2月28日火曜日

TT日記 2/26 (38日目)

パノラマファイナルが終わり、家に着いたのが朝5時。
そこから興奮冷めぬまま、ジャイさんと朝8時まで話す。

11時にはジャイさんと共に起床、睡眠時間は短い。
午後はとくにやることは無いので、のんびり過ごす。
後になって思うのだが、しっかりと昼寝をしておけばよかったと後悔。

夕方、パンヤードへ。
明日のカーニバルで演奏する曲の練習。
ファイナルに向けた練習ばかりだったので、カーニバルのことは一切やっていない。
3曲ほど仕上げる。
アレンジャーはロビーではなく、他の人たち。

練習を終えたら、ナルオ君が住む家に向かう。
カレーを作ったとのこと、腹ペコだ。
この時点で夜の11時。
早めに帰ろう、明日は2時半起床だ。
でも楽しくなって、ついつい長居。
そりゃそうだ、ここトリニダードに来てからこの家には沢山お世話になった。
ナルオ君達はもうそろそろ帰国、名残惜しい。

帰宅は日付変わって1時過ぎ。
明日の準備をして、寝るのは2時。
夜明けとともにカーニバルは始まる。
あぁ、恐ろしい1日が始まるぞ…と思うと寝つきが悪い。
あっという間にアラームが鳴る。

【今日の古田】
お味:フルーツパンチ
感想:古田がミスタースワローズならば、フルーツパンチはミスターフルタだ。この味は殿堂入りだ!



2017年2月27日月曜日

TT日記 2/25 (37日目)

今日はパノラマファイナル。

フロントラインで演奏、Starliftからこのポジションで演奏するのを認められたというのは嬉しい。
今できることをやりきれて、心の底からホッとしてます。

Starliftの結果は8位、セミファイナルよりも順位を上げれて嬉しいです。
アレンジャーのロバート・グリニッジを始め、Starliftのメンバーと過ごした日々からのファイナル、最高でした!

カーニバルマンデーで演奏するので、あともうちょっとStarliftで過ごす時間がありますので、気持ち切り替えて楽しみます!



2017年2月26日日曜日

TT日記 2/24 (36日目)

ファイナルに向けた練習最終日。
日本を出るときに色んな人達と話したことを思い出す瞬間があった。
自分自身に過信せず、だけどやってきたことには自信を持っていいのかと。
トリニダードは本当に凄いパンプレーヤーが多い。
とても緊張する。

明日はどんな1日になるのか、Starliftの音楽にとことん身を寄せてみようと思う。
サバンナはすぐそこだ。

日付変わり3時まで練習が続く。
やれることをやろう。

【今日の古田】
お味:アップルとブドウ
感想:「代打、俺!」と言った古田敦也の監督兼選手な味、たぶん。美味しい、さすが古田!


2017年2月25日土曜日

TT日記 2/23 (35日目)

朝起きてダウンタウンへ。
今日は買い出し。

たまにレコードが置いてあるとの情報を聞いてたので、まずは街のCD屋さんへ。
レコードはあるにはあるけど、数は少ない。
ジロジロ見てるとお店のお婆さんが「向かいの店にレコードはあるよ」と教えてくれた。
街にはCD屋や露店は多いのだが、レコード屋は見当たらなかった。
ラックを探ると、あるある!
左上、Len Boogsie and Super Blue
左下、Panorama 1984 Live
右上、Mighty Terror best
右下、Plain Clothes EP
ブグシーにマイティーテラー、自分自身が生まれた1984年のパノラマ録音。
プレインは初めて聞いたけど、視聴して良かったのでゲット。

その後、楽器屋へ。
Starliftのジェリーにクアトロを売ってる場所を教えてもらい、行ってみることに。
日本ではなかなかお目にかかれない楽器であるクアトロを、この旅で購入しようと考えていた。
ジャイさんも購入、素朴な音色。
今年の冬はパラン(トリニダードのクリスマス音楽)に挑戦だ。

家に帰るとロビーから返事が来ている。
非常に喜んでくれたみたい、そして激励の言葉まで。
空のUSBメモリーを持ってきたことを思い出した。
そうだ、一か八かの勝負に出てみよう。


夜はパンヤード。
残り2日の練習だ。
ついて早々ドリル練習が始まる。
昨日と同じく、難しいパッセージに時間をかける。
新たなアレンジも入れ込んできた、敏感に反応していこう。

練習の合間にロビーと話す。
WAIWAIを聞かせてもらったよ、Club Triniのアイディアがとてもいいね、凄い気に入ったよ。「ルーレット」の映像と見たよ、とてもいいことしてるね…と感想を伝えてくれた。
勿論メールの返事でも見てたけど、直接目を見て話を聞くのは刺激的だ。
WAIWAIのことを興味を持ってくれたというのを知って、「Time for pan」と「Lamp」そしてゴールデンアワーの映像が入ってるUSBメモリーをプレゼントしてきた。
無理なく、そして気持ちよくWAIWAIの音源を渡せるタイミングが訪れた。
伊澤さん、WAIWAIのみんな、ロビーが喜んでますよ!

そんな1日。
明日でパノラマに向けた練習も最後。
やれることをやろう。

【今日の古田】
お味:クランベリーとラズベリー
感想:巡り合いで人生は変わる。勿論出会わなくても人生を全うすることだろう。古田がトヨタからヤクルトへ入団するしかり、出会って新たな価値が生まれることも。このジュースにはラムで割りたい。そう、割って新たな価値が…とかとか、なんちゃってね。