2017年2月28日火曜日

TT日記 2/26 (38日目)

パノラマファイナルが終わり、家に着いたのが朝5時。
そこから興奮冷めぬまま、ジャイさんと朝8時まで話す。

11時にはジャイさんと共に起床、睡眠時間は短い。
午後はとくにやることは無いので、のんびり過ごす。
後になって思うのだが、しっかりと昼寝をしておけばよかったと後悔。

夕方、パンヤードへ。
明日のカーニバルで演奏する曲の練習。
ファイナルに向けた練習ばかりだったので、カーニバルのことは一切やっていない。
3曲ほど仕上げる。
アレンジャーはロビーではなく、他の人たち。

練習を終えたら、ナルオ君が住む家に向かう。
カレーを作ったとのこと、腹ペコだ。
この時点で夜の11時。
早めに帰ろう、明日は2時半起床だ。
でも楽しくなって、ついつい長居。
そりゃそうだ、ここトリニダードに来てからこの家には沢山お世話になった。
ナルオ君達はもうそろそろ帰国、名残惜しい。

帰宅は日付変わって1時過ぎ。
明日の準備をして、寝るのは2時。
夜明けとともにカーニバルは始まる。
あぁ、恐ろしい1日が始まるぞ…と思うと寝つきが悪い。
あっという間にアラームが鳴る。

【今日の古田】
お味:フルーツパンチ
感想:古田がミスタースワローズならば、フルーツパンチはミスターフルタだ。この味は殿堂入りだ!



2017年2月27日月曜日

TT日記 2/25 (37日目)

今日はパノラマファイナル。

フロントラインで演奏、Starliftからこのポジションで演奏するのを認められたというのは嬉しい。
今できることをやりきれて、心の底からホッとしてます。

Starliftの結果は8位、セミファイナルよりも順位を上げれて嬉しいです。
アレンジャーのロバート・グリニッジを始め、Starliftのメンバーと過ごした日々からのファイナル、最高でした!

カーニバルマンデーで演奏するので、あともうちょっとStarliftで過ごす時間がありますので、気持ち切り替えて楽しみます!



2017年2月26日日曜日

TT日記 2/24 (36日目)

ファイナルに向けた練習最終日。
日本を出るときに色んな人達と話したことを思い出す瞬間があった。
自分自身に過信せず、だけどやってきたことには自信を持っていいのかと。
トリニダードは本当に凄いパンプレーヤーが多い。
とても緊張する。

明日はどんな1日になるのか、Starliftの音楽にとことん身を寄せてみようと思う。
サバンナはすぐそこだ。

日付変わり3時まで練習が続く。
やれることをやろう。

【今日の古田】
お味:アップルとブドウ
感想:「代打、俺!」と言った古田敦也の監督兼選手な味、たぶん。美味しい、さすが古田!


2017年2月25日土曜日

TT日記 2/23 (35日目)

朝起きてダウンタウンへ。
今日は買い出し。

たまにレコードが置いてあるとの情報を聞いてたので、まずは街のCD屋さんへ。
レコードはあるにはあるけど、数は少ない。
ジロジロ見てるとお店のお婆さんが「向かいの店にレコードはあるよ」と教えてくれた。
街にはCD屋や露店は多いのだが、レコード屋は見当たらなかった。
ラックを探ると、あるある!
左上、Len Boogsie and Super Blue
左下、Panorama 1984 Live
右上、Mighty Terror best
右下、Plain Clothes EP
ブグシーにマイティーテラー、自分自身が生まれた1984年のパノラマ録音。
プレインは初めて聞いたけど、視聴して良かったのでゲット。

その後、楽器屋へ。
Starliftのジェリーにクアトロを売ってる場所を教えてもらい、行ってみることに。
日本ではなかなかお目にかかれない楽器であるクアトロを、この旅で購入しようと考えていた。
ジャイさんも購入、素朴な音色。
今年の冬はパラン(トリニダードのクリスマス音楽)に挑戦だ。

家に帰るとロビーから返事が来ている。
非常に喜んでくれたみたい、そして激励の言葉まで。
空のUSBメモリーを持ってきたことを思い出した。
そうだ、一か八かの勝負に出てみよう。


夜はパンヤード。
残り2日の練習だ。
ついて早々ドリル練習が始まる。
昨日と同じく、難しいパッセージに時間をかける。
新たなアレンジも入れ込んできた、敏感に反応していこう。

練習の合間にロビーと話す。
WAIWAIを聞かせてもらったよ、Club Triniのアイディアがとてもいいね、凄い気に入ったよ。「ルーレット」の映像と見たよ、とてもいいことしてるね…と感想を伝えてくれた。
勿論メールの返事でも見てたけど、直接目を見て話を聞くのは刺激的だ。
WAIWAIのことを興味を持ってくれたというのを知って、「Time for pan」と「Lamp」そしてゴールデンアワーの映像が入ってるUSBメモリーをプレゼントしてきた。
無理なく、そして気持ちよくWAIWAIの音源を渡せるタイミングが訪れた。
伊澤さん、WAIWAIのみんな、ロビーが喜んでますよ!

そんな1日。
明日でパノラマに向けた練習も最後。
やれることをやろう。

【今日の古田】
お味:クランベリーとラズベリー
感想:巡り合いで人生は変わる。勿論出会わなくても人生を全うすることだろう。古田がトヨタからヤクルトへ入団するしかり、出会って新たな価値が生まれることも。このジュースにはラムで割りたい。そう、割って新たな価値が…とかとか、なんちゃってね。







TT日記 2/22 (34日目)

お昼は中野優希ちゃん&かなちゃんの中野姉妹とお昼ご飯を食べに。
中野姉妹とは生まれ育った環境が似ているので、話が早い早い。
あっという間に時間が過ぎてしまった、楽しい時間をありがとう!
トリニダードをエンジョイしましょう!

今日こそは…と決行。
2大カリプソニアンの銅像前で写真を撮ってきた。
スティールパンを始めてから知った音楽、カリプソ。
代表的なカリプソニアン、マイティー・スパロー大先生とロード・キチナー大先生とご一緒させてもらう。
2人とも素晴らしい音楽を伝えている。
キチナー大先生はすでに亡くなってしまったが、スパロー大先生はご健全。
トリニダードにいる間にライブがあれば、洗礼を浴びに行きたいものだ。
ここにいる間にできることをしたい。

夜はパンヤード。
ここら辺は当たり前田のクラッカーなルーティン。
アレンジも固まってるので、フレーズを繰り返すドリル練習。
難しいパッセージは時間をかける。
もうみんなと練習するのも残り僅かか…と思った時に思い出した。
そうそう、ここでやるべきことがあったわ!

ロビーに近づいて「日本で演奏してるバンドであなたの曲を演奏してます、良かったら動画見てくれませんか?」と。
WAIWAI STEEL BANDはオリジナルの曲が殆どだけど、時々ライブでロビーが作曲した「Club trini back in town」という曲を演奏している。
ロビーに見てもらおうと、トリニダード渡航前にWAIWAIで練習した映像を録画しておいた。
ロビーに話すと、パンヤードはうるさいから、改めて映像を送って欲しい、ちゃんと聞いてみたいと。

うっほ、送ります!
緊張するなぁ。

【今日の古田】
お味・アップル
感想・一度ニュートラルな気持ちになろうと思いアップルを選択。味は濃いめ、しかしここは国民的ジュースは裏切らない。4打数連続ホームラン、ありがとう古田!







2017年2月21日火曜日

TT日記 2/21 (33日目)

今日は宿泊させてもらってる家にてランチパーティ。
ということで午前中から掃除したり、料理したり。
みんな楽しんでくれて良かった良かった!


夜はパンヤード。
昨日の練習終わりにマレット用のゴムを貰ったので、早速試してみる。
とても響きが良い、今使ってるマレットとの相性が良い。
もう何セットか欲しい、後ほど頼もう。

アレンジも落ち着くところに落ち着いた。
練習も遅い時間まで、へとへと。

【今日の古田】
お味:グァバ・パイナップル
感想:運命的な巡り合わせにとろけてしまう。甘さには輪郭はない、物事のありさまなどない。とろけるの一言につきる。ちなみに古田敦也の甘い新婚旅行は、ヤクルトV旅行を兼ねたハワイ旅行。まさにグァバ・パイナップル!


TT日記 2/20 (32日目)

渡航してから1ヶ月が過ぎた。
出国前から予想はしていたことだけど、音楽と向き合う時間を過ごすというのは素晴らしいことだ。
何も考えず思い切りやっておいで…と言ってトリニダードへ送り出してくれた仲間が日本にいるのは心強い。
集中して取り組めている。

1日にできることは限られてる。
ファイナルは今週土曜、カーニバルは週明け、帰国まで2週間ちょっと。
毎日を大切にしたいものだ…と思いながらFurutaを飲む。

今日は昼間に「PAN2000」というスティールパンの備品メーカーのお店へ行ってきた。
普段からここのメーカーのマレットを使っているので、スペアを買いに行ってきた。
ここのハイテナー用のマレットが自分の性に合う。

店舗兼工房となっていて、作りかけのケースなど見せてもらう。
日本でよく見るここのメーカーのケース、なるほど、こういう所から来るんだなぁ…と。
整理整頓されていて綺麗な印象、体感的にはガンガンに冷房が効いてる。
マレットのスペアを購入。

マレットは自分とスティールパンを繋ぐ架け橋だ。
今あるのを大切に使うのが一番だが、スペアがあるのは心強い。

今宵もパンヤード。
着いた瞬間にお弁当を食べる。
お腹が空いてちゃね、練習に力が入らない。

新たなアレンジも固まってきたので、全体でのドリル練習がスムーズに進んでいく。
20時から0時まで休む間も無く、バンド全体が集中している。
0時になると賄いが出る、ピラウと鶏肉のお弁当。
この時間に食べれるわけ無いので、お持ち帰り。
この時間でもトリニダードの人達はガツガツと食べる、ゆえに天才的な巨体な身体になる訳だ、納得納得。

1時半まで練習、ファイナルまで集中だ!

【今日の古田】
お味:アップルチェリー
感想:一口目はチェリーの味が優勢。しかし、俊足ランナーを次々
に刺し、ランナーを1塁に釘づけにする強肩の古田のように、アップルの後味が残る。チェリーアップルではなく、アップルチェリーな理由がわかる一品。




TT日記 2/19 (31日目)

日曜日。
浦さんが今日もスコーンを作ってる、いい匂い。
休日感あり。
と思いながら毎日休日みたいな生活なんだけど…。

 * * * * * * * * * *

今日練習が休みのバンドが多い中、Starliftは今日も練習。
6時に行くと、最近参加し始めた人達が多い。
そういう人達へフレーズを一つ一つ伝えていく。
皆が休んでる時こそ練習に励む、なんかそういうの好き。

11時には練習は終わる。
終わってからALL STARSのパンヤードへ遊びにいく。
今日はALL STARS主催のFete。
Feteはトリニダードの音楽イベントで、必ずそこにはSocaが付きもの。
Feteにスティールバンドが出るのは珍しとのこと。
丁度行った時にインベーダーズが始まる。
そしてALL STARS。
終わってからバンドセットでSocaのライブが始まる。
心地よい低音が響いてる。
帰宅は朝方、家から見える朝焼けが気持ちよい。


【今日の古田】
お味:オレンジ
感想:まずはFrutaジュースの基準を作るために、オレンジジュースから飲み始める事に。味はバヤリースオレンジに似ているので日本人の味覚にあう。ヤクルトは古田、Frutaはオレンジ、まずはFruta基準が出来上がった。初心を忘れたらオレンジを思い出そう、うまい。

2017年2月20日月曜日

TT日記 2/18 (30日目)

日中はゆっくりと休む。
途中ジャイ庵さんとスーパーマーケットへ買い出し行ったり。
良い案配に外食と自炊を楽しんでいる。
今日は「Fruta」というトリニダードのジュースを試す事に。
これから一週間、毎日Fruta!

 * * * * * * * * * *

夜は練習、今宵のスタートもテナーセクション練習から。
新たなアレンジを知らないメンバーへ伝えたり。
全体でのドリル練習も新たなアレンジを中心に。
しかし、昨日苦手にしていたことも一晩寝かしたらさっくりできるようになってた。

ロビーは明日にはアレンジを固めると。
土日は練習が休みになるバンドが多いけど、Starliftは明日5時から練習だ。
ファイナルまであと一週間、自分達には練習が必要だ。

今日の一言:明日から「今日の古田」が始まります。

TT日記 2/17 (29日目)

朝はガソリンスタンドから。

午前中はトリニダードに訪れているタカさんと「フォートジョージ」と呼ばれる丘に行ってきた。
ポートオブスペインの街中が一望。
他の国からトリニダードを守るために、大砲が設置されていた。
乗ってみたり。
犬と戯れたり。
触るなと。


夕方からスティールパンを試奏しに行く。
彼はGerard Clarke、スティールパンのチューナーだ。
Starliftのパンヤードに出入りしている方であり、自分自身にとってはStarliftに入るきっかけを作ってくれた人だ。
出会った時からチューナーという事は知っていて、滞在中タイミング合わせて工房へ遊びにいくね…という話はずっとしていた。
自分自身の知らないチューナーさんのスティールパンとも出会いたいというのもこの旅の目的の一つ。
自分自身の求めているものがあえば購入したいな…とも考えていた。
今在庫にあるローテナーを試奏させてもらう。
音程が甘いところはその場で直してもらい、試奏を繰り返す。
途中ジャイ庵さんにも弾いてもらい、客観的に聞いてみたり。
Lord Kitchenerの「Margie」という曲を演奏したらGerardが喜んで友達に電話し、電話越しで演奏をするなんて場面もあったり。

楽器自体をとても気に入ったのは勿論、Starliftに参加するきっかけを作ったGerardとの出会いもあって購入することに。
直感で決める事はいつだって興奮する。

 * * * * * * * * * *

夜はパンヤードへ。
新しいアレンジが続々と出てくる。
Staeliftに参加してから、改めてロビー自身がソロプレーヤーとして素晴らしいと思える時間を過ごすことができる。
今日はダブルセコンドを自分のすぐ後ろで弾いていた。
彼の演奏を肌で体感できるのは幸せだ。
ロビーが求める演奏を充分に発揮できるには、繰り返し練習、そして練習。
メンバー同士励まし合う、自分達には練習が必要だと。

Gerardがパンヤードに遊びにきた。
さっき電話越しで「Margie」を聞いたという友達を紹介される。
電話越しの演奏を随分気に入ってくれたようだ。
そこでこんな話をする。

10年ほど前に、自分自身が日本で参加しているバンドWAIWAI STEEL BANDのリーダーがStarliftで演奏したときに、ラモというおじさんに「Margie」を教えてもらった。
リーダーは日本でも大切に演奏していて、その演奏に影響を受けて自分自身でも演奏するようになったと。

おぉー、ラモね!と、みんながラモの事を知っている様子。
こういう経緯で「Margie」を演奏し始めたという話を興味深く聞いてくれた。
もう一度彼のために演奏してくれないか?とGerardに言われたところで、スティールパンのスカート部分をカンカン間と叩く音、全体練習が始まる合図だ。
また機会見つけて。

今日の一言:人生は巡り逢いだ

2017年2月19日日曜日

TT日記 2/16 (28日目)

タカちゃんがやってきた。
彼女は大阪にいるWAIWAIのメンバー、久々の再会。

昼間Despersのパンヤードで待ち合わせし、近くのフードコートで昼ご飯を食べる。
タカちゃんはレネゲイズという歴史あるバンドに参加している。
食事をしながら会話が進む。
スティールバンドやトリニダードの情報交換は会って話すのが一番早い。

その後ダウンタウンの街中を歩き回り、ショッピング。
ジャイさんは今度髪の毛を編む時に必要な道具を購入。
お土産はどんなモノを買おうかなとかを品定め、なんだかんだで帰国の事を考え始める時期に入ってきたのか。

 * * * * * * * * * *

夜はパンヤード、セクションプラクティスから始まる。
ニューヨーク在住のローランド(サッカーと書いてあるTシャツをいつも着ているおじさん)がテンポを出しながら、リズムキープをした練習をする。
なんで今までこの練習をしてこなかったんだ?と思えるけど、バンドとしては良い一歩だ。

全体でのドリル練習も、注意深くやるべきところを細かくやるようになってきた。
速くなると追いつかないパッセージを、繰り返しゆっくりと進めていく。
年配のオジさん達が集中して繰り返し練習する。
セミファイナル前に比べて集中力が高まっている。
ロビーも新しいアレンジを用意し、自ら進んで指揮を取る。
去年もstarliftに参加しているアサミちゃん曰く、今年はロビー自身がドリル練習に参加している、良い状況だと。
昨日休んだ分、集中だ。

今日の一言:前向きなオジさん達

TT日記 2/15 (27日目)

朝起きると、山盛りのスコーン。
昨日はバレンタインデーというこで浦さんが作ってくれてた。
浦さん、ありがとう。
お世話になってから27日目、いつもありがとう、浦さん!

さて、昼間は日本人の女の子達が生活しているアパートに呼んで頂き、昼間からカレーとお好み焼きをごちそうになりました。
おいしい料理には楽しい話が合うものです。
情報交換はもちろん、ゆったりと過ごせる時間はありがたいもんです。
昼からちょっと飲み過ぎてしまいました。
今度は男飯を振る舞わなければです、はい!

そのまま夜はPhese 2のパンヤードで行われているスポンサーデーに向かう。
入口まで行くもの、Phses2メンバー以外はお断りと言われ帰ろうとしたところ、Phese2のチーちゃんの「彼らは私の友達」と鶴の一言で中に入れてもらえる事に。
Phese2のスポンサーはワインのイエローテールなど扱う会社で、今日はお酒や食事が振る舞われる。
ということで、我々は潜入しワインやら食事を楽しむことに。
途中で演奏なども楽しんだり。


しこたま飲んでしまい、こんな身体じゃ練習にならない。
ということで、今日は練習を休んで他のパンヤード巡りに。
こうでもしないと、他のバンドの練習を聞けないな…と、前向きに考えてみる。
他のバンドを聞いてると、あぁ、練習したいなぁって気分になる。
今頃、どんな練習をしているんだろう、アレンジ変わってるかなぁ。
後ろ髪が引かれる思いだ。

今日の一言:後ろ髪無いけどね

TT日記 2/14 (26日目)

セミファイナルからのトバゴ島。
睡眠不足だったので、しっかり睡眠を取る。

そんな訳で昼間は雑炊、夜はパスタ。
傷みやすい野菜や冷凍庫にある食材を使う。
疲れた身体にも優しい。
日本から持ってきた食材や調味料も、どんどん使っていかなくては。
トリニダード滞在も折り返しに入ってる、食材を減らす事も考えていかなければ。

同居人でありバンドメンバーのアサミちゃんとコハマちゃんからヴァレンタインのチョコを頂く。
嬉しい、トリニダード産のチョコだ!
昨夜寝る前にジャイさんとトリニダードカカオナッツの話をしてたところだったから、食べてみたいなぁって思ってた矢先のプレゼント。
1粒400円の高級チョコ、おいしい!
ありがとう。

 * * * * * * * * * *

夜はパンヤードへ。
長々とメンバーと話したりしていると、キャプテンのフランクルが集合と皆を寄せ集める。
ファイナル出場が決まった、チャンピオンになるためにはまずは練習が必要だ…という当たり前の話を。
セクション練習の重要性を強く意識した話し合いだった。
そのまま全体で音を出す事に。
細かくドリル練習、ファイナルが決まりバンドが燃えてきている感じがする。

この日は一度家に帰ってから、All starsのパンヤードへ。
今日はパンヤードでCalypsoのイベントがやっているとのこと。
CalypsoはSocaの先祖、こちらも国民的音楽。
カリプソニアン(カリプソ歌手)の方々の衣装が良かった。
白いスーツをあつらえたいな…って思ったり。
PANNAZのDaneの演奏、良かった。
ちゃっかりタダで入る、いい日。

今日の一言:練習あるのみ





2017年2月17日金曜日

TT日記 2/13 (25日目)

サバンナから5時半に帰宅、寝る。
そして7時起床、今日はトリニダード・トバゴのトバゴ島へ。
セミファイナルも終わったので、遊びに出かける。

タクシーでジャイさんと空港に向かう。
今回の運転手はこの方、Reggie。
お嫁さんはトリニ在住日本人のユミコさん。
先日の観光局が作ったアプリのリリースパーティーで知り合い、今回はタクシードライバーである旦那さんに空港までお願いすることに。
トリニダード時間(平気で遅れる)ではなく、約束通り7時半きっちりに迎えに来てもらう。
逆に待たせてしまい、すっかり我々がトリニダード時間になってしまったようだ。
日本に帰ったら、ある意味時差ボケが出るのではないか…と心配したり。

Reggieレゲエを歌うとのこと。
彼がレコーディングした音源を、朝から大音量で次から次へと聞かせてもらう。
セッション動画も見せてもらったり。
機会設けて、彼とはセッションしたいなって思いながら、ちゃっかりタクシーの中でコード進行だけは拾っておく。

ピアルコ空港に着いて、なるおくん、ちーちゃん、ななちゃん、小針ちゃんを待つ。
お腹が空いたので、ロイヤルキャッスルというフライドチキン屋で朝ごはんを購入。
食べてるうちに3人が来たので、受付カウンターに並ぶ。
どうも、数分遅れてしまったようで受付カウンターでチェックインができない。
寝不足で誰も頭が回らない。

カウンターを行ったり来たり。
次の次の便で何とかトバゴ島へ出発。
初のカリビアン航空、テンション上がる!
機内誌を見てると、6ベース(スティールパンの低音パート)というお国柄満載な間違い探し。
そして飛行機で寝る。

トバゴ島到着。
トバゴ島へ初上陸(言ってしまえばトリニダードでの出来事は全て初体験なのだが…)、早速タクシーでピジョンポイントというビーチへ向かう。
ビーチに来たというのに雨ザーザー。
様子見ても止まないので、雨の中海へ。
水温が温かい、気持ち良い。
ちょっと水が濁ってるけど、魚も見えたり。
渡航中、海には3回行こう…とジャイさんとノルマを設けたけど、トバゴ島にてクリア!
海から出ると、みんなでゆったりと時間を過ごす。
前日のセミファイナルが夜も遅かったこともありみんな睡眠不足だけど、それすらも共有できる。
疲れも心地よい、良い時間だ。
帰りの飛行機は乗り遅れないように、少し早めに空港へ向かう。
タクシーを呼ぼうとしたら、お店の人が送ってくれることに…ありがたやー。
トバゴ島からピアルコ空港へ。
空港でみんなとバイバイ。
ジャイさんとは帰りもタクシー。
行きと同じくReggieが迎えに来てくれた。
帰りも彼のレゲエを聴き、オールドタイミーなカリプソ話で盛り上がる。

ダウンタウンに戻り、ちーちゃんと浅岡さんとご飯を食べに。
トリニダードで美味しいイタリアンが食べれるお店「buzo」へ。
メニューとは睨めっこ、時間をかけて選んだ甲斐がある料理と巡り会え、みんな幸せ。

浅岡さんとゆっくりと話せる時間を設けられて良かった。
ワインもしこたま飲みました。
また飲みに行きましょう!

今日の一言:余裕を持ってチェックインを

2017年2月15日水曜日

ゴールデンアワーの告知 from トリニダード

Starliftもファイナル出場決定!
たっぷりトリニダードで経験して吸収し、帰ったらゴールデンアワーでWAIWAIの音楽に力入れていきます!
今日15日からチケット予約始まります、是非お越し下さい!

「ゴールデンアワー」
■日時:5月6日(土) open 15:00 start 16:00
■場所:TOKYO FMホール
■住所:東京都千代田区麹町1-7-1
■料金:前売り3,000円 当日3,500円 (小学生以下無料)
■問合せ:info.goldenhour@gmail.com
■HP:http://waiwaisteelband.jp/

□主催:TOKYO FM
【TICKET】
 チケット購入はこちらから http://eplus.jp/waiwaisteelband/ 
[入場] 前売|3,000円 当日|3,500円(小学生以下無料)

2017年2月13日月曜日

TT日記 2/12 (24日目)

どうも、トリニダードは快晴! 
今日はセミファイナル。 
我らStarliftも今年こそはファイナル進出を目指します◎ 

日本でもライブ中継とラジオ放送で演奏が聞けるようです。 
ライブ中継は下記のURLから。
http://ctvtt.com/stream.htm

ラジオ放送は「TriniHub」というアプリをダウンロード、チャンネルは91.1です。

Starliftは日本時間13日10〜11時あたりに聞けるかと。  
ただ、3時間ほど遅れているとの事なので、昼過ぎになってしまうかも。

お仕事の合間にでも、朝から現地からのスティールミュージックをお楽しみ下さい◎ 
順番はこちらでチェックできます↓  
http://www.panonthenet.com/tnt/2017/411/large-band/order-of-appearance-large-band-semi-finals-panorama-2017.htm  

帰ったら改めて、今日の一言とかとか。

 * * * * * * * * * *

追記というよりここからが本編。

今日はセミファイナル。
場所は「クインズ・パーク・サバンナ」で開催、スモール・ミディアム・ラージの各編成のスティールバンド達がファイナルを目指して戦う。
我々Staliftはラージ、いわゆる大編成のバンドの大会は夜からなので、夕方過ぎまで家で待機。
途中、ジャイさんを車で送りにDespersのパンヤードまで行く。
「お互いやれることをやろう」と気合いを入れ、送り届ける。


ディエゴ・マーティンの家に戻ると、近所の小学校で子供達のマス(仮装)のイベントが行われたので、ちょっと覗いてみる。
SOCAのリズムに乗って子供がパレードをしている、それを見た保護者達の踊っている。
遺伝子の中にワインダンスが組み込まれているんだなぁ…っと思いながらかき氷を食べる。
久々に頭がツーンと痛くなる、汗ばむ身体を冷やしてくれる。
今日は8時にサバンナに集合と聞いてるが、すでにタイムスケジュールが3時間押してるとの事。
この国にはタイムスケジュールなんてあってないようなモノなのか。
とりあえず8時あたりには集合場所へ行こう、今日は長くなる、しっかり休もう。
夜、出かける前にお餅を食べた。
WAIWAIの裕さんが出発前に渡してくれた物だ。
今夜はどんな一日になるのか、とにかく粘ろう。

会場に着くと、あたり一面スティールバンドが連なっている。
ステージで演奏する前は、会場周辺に各バンドが集まり練習している。
各バンドの練習風景を見ながらStarliftの集合場所へ行く。
メンバーと挨拶しながら「今日は頑張ろう、ファイナルへ行こう」とお互いを励まし合う。

セクションリーダーのナイジェルも「アキ、来い。俺の杯が飲めないのか?」とラムを勧めてくるので、ありがたく頂く。
しかし、この時点でナイジェルは随分酔っ払っていた。
酔っ払っいすぎて大丈夫なのか?と思いながらナイジェルを見てると、目の前で吐いた。
全然大丈夫じゃないぞ。

そこからちょっとひと騒動。
演奏するポジションが決まったので、みんな位置について通し練習が始まる。
そこでナイジェルが、パン持って来い、移動だ…というのでパンを持って移動。
するとテナーセクションがいない他セクションのみがいる場所に回された。
理由は「今いる場所は違う人が来る、だから空いてる場所に回していく」と。
最初はおとなしく演奏するもの、空いてる場所というのが納得いかず演奏に力が入らなくなる。
というのも、Starliftに参加してすぐから新しい人達を教えることに努めてきた結果が空いてる場所というのは腑に落ちない。
ナイジェルに訴えかけるもの、冷静になれと。
最初からこのポジションならば納得いくが、回され回された結果の場所で演奏するのは気が滅入る。
出かける前に餅を食べた事だ、粘ろう。

その間もアサミちゃんを始め、同じセクションを含め色んなメンバーやオフィサーが働きかけてくれていた。
位置の定まらないことを見かねて、ナターシャやロビーも働きかけてくれた。
そのお陰もあって、自分自身はテナーセクションのいるフロントラックに戻れる事ができたもの、逆にそこにいたステージサイド(いわゆるバンドのコアメンバー)のテナーセクションが移動する事態に。
働きかけてくれたことに感謝するもの、ステージサイドの移動もあって気持ちが良くない。
一連の動きを見ていた隣のダブルテナーのお兄ちゃんが「力を抜いてやっていこう」と励ましてくれた。
ありがとう、気持ちを切り替えよう。今やるべき事は演奏だ。

スティールパンを始めて7年。
この間、パノラマで演奏した経験者から色々話しを聞いてきた。
本番まで公園周辺に多くのスティールバンドが練習していること、少しずつ会場にバンドが進んでいく事、自分達の出番になるにつれ盛り上がってくる高揚感…聞いてきた話が繋がっていく。

4時間ほど遅れてStarliftの本番が始まる。
出番は14バンド中11バンド目、現在時刻午前2時。
メンバー同士言葉を掛け合いながら士気を高める。
ファイナルへ行ける演奏をしよう、ロビーのカウントは始まる。
あっという間の8分間…ではなく7分30秒台、早い!

演奏後はメンバー同士、無事に演奏できた事を喜び合う。
ほっと一安心したら急にお腹が空いてきたので、サンドウィッチ食べてイエーイと喜ぶ。
ビールも飲んだり、もう緊張の「き」の時も無し!

会場周辺をふらふら歩いて過ごす。
やっとここで写真とか取ったり。しかしトラックに乗ってるラックって見応えありあり。
ジャイさん、ななちゃん、アンドレと合流、皆でセミファイナルの結果報告を聴く(Despers?)
結果は10位、ギリギリファイナル出場が決まる。
やったね!ファイナルまで残れた!!
もっとやれるね、Starliftのチームでこれからもパンが弾ける、音楽ができる!
色んなことがあった一日だったけど、ファイナル進出できてよかった。
かなこ、今年こそはと思ってやりきったよ!もう一踏ん張り頑張ります!

今日の一言:粘る

2017年2月12日日曜日

TT日記 2/11 (23日目)

明日はセミファイナル。
我がStarliftは最後の調整に入る練習。
アレンジのカットも行い、程よいテンポで8分を切るまでに。
アレンジ、演奏力、ステージングなど評価の対象だが、演奏が8分を過ぎると減点されていくのがこの大会のルール。
8分を目指し音楽を作っていくのが、アレンジャーの見せどころ。

夜中の2時まで練習は続いた。
途中眠たくなるけど、一度カウントが始りバンドの音が鳴り響くと目がさめる。

明日のユニフォームが配られた。
まずはセミファイナル突破、しっかり休んで明日に備えよう。

今日の一言:トリニダードのジョークを教わる

TT日記 2/10 (22日目)

昨年トリニダードで事件にあって亡くなった長木谷麻美というスティールパン奏者がいる。
麻美は長年トリニダードでスティールパンを弾き、そしてトリニダードを愛した人だ。
日本から来てるスティールパン奏者達と一緒に麻美を偲びに「クインズ・パーク・サバンナ」という公園へ向かう。
とても印象的な大きな木の下に花束、麻美の好きだったお酒、お菓子やフルーツをお供えした。
供養ができたらとお経を唱えた。

仏のいる世界は、安らかで穏やかな場所であり、様々な神様や人たちで溢れかえっている。木には沢山の花や実をつけ、音楽が絶え間なく鳴り響いている…といった場面が出てくるお経がある。
そういう世界に麻美は行って欲しい。

麻美と出会い、心にぽっかりと穴を空けてしまった。
日本にいる身近にいる仲間や、ここトリニダードの人達にとっても彼女の存在は大きい。
想い続け、奏で続けるという言葉は彼女への一番の供養になる。
サバンナの大きな木の下で、麻美を想ってみんなで寄り添った。

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夜はパンヤード。
セミファイナルまであと二日。
通しでの練習が基本、昨夜来なかった人に向けた部分的なドリル練習もあったり。
昨日ロビーが言ってたアレンジカットは特に無く、明日にはまとめると。

しかし、現地のプレーヤーはタフな人が多い。
疲れてアクビしてる人もいるし、座り込んでる人もいる。
曲が始まったときの音の出し方が非常にタフだ。
体全体を使って音にしている、しなやかさは桁違い。
フィジカル的な事は今すぐに追いつける問題じゃない。
これは帰ってからどんな練習したらいいかなというのを考えさせてくれる。
来て良かった、凄い刺激になってる。

日付変わって1時前に練習終了。
帰ったらビールが無いのでパンヤードのバーで買って帰る。

今日の一言:ビールは家に買い置きしておこう

2017年2月10日金曜日

TT日記 2/9 (21日目)

こないだの観光局が作ったアプリケーションのリリースパーティーで踊った写真がトリニダードの新聞・ガーディアン紙に掲載された。

昼ご飯は、みんなの疲れた体を癒すジャイ庵特製中華粥。
温まります、おいしいっていいね。
昼からプールへ。
焼けます、浮かびます。
ラムトニックにフレーバーリキッドを入れたものをジャイ庵さんが用意してくれた。
うまい、おいしい!

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夜はパンヤードへ。
着くとすぐにロビーが「アキ、お前来い!」と険しい顔。
普段から険しいは険しいが、着いて早々怒られる事何もしてないし。
すると待て、ちょっと待てと。
「これお前だな、Nikkiと踊ったのかね?」
どうも新聞を見たらしく、記事を写メっていた。
ガハハ笑っていた、こちらもガハハと笑う。

エンディングまで完成。
しかし演奏時間が長いので明日カットしていくとのこと。
チューンの長さも評価の対象となる、ということで演奏時間をチョキチョキ切らなければならない。

次から次へと新たなフレーズが出てくる、ワクワクする。
疲れてくると、なぜかロビーが皆に「アキが新聞に出たぞ」といじる。
セミファイナルが終わったら、合間みてワインダンスの練習にも勤しむ予定。

今日の一言:コソ練こそ上達の近道